top of page
一般質問

 本会議における一般質問は議員活動の最も重要なもののひとつです。一般質問とは、議員個人が町の業務の執行状況や将来に対する考え方などの報告や説明を町長などに求め、町が町民のための適切な町政運営を進めているかを議員がチェックするものです。揖斐川町議会では、3・6・9・12月に開催される定例会においてに一般質問の機会を設けています。

 私は、議員就任以来、すべての定例会で一般質問を行い、町の様々な課題に対する方針や考え方について質問し、また私の意見等を述べてきました。これまでの私の一般質問の概要は以下のとおりです。

平成29年第2回定例会(H.28.3.5)
IMG_6937.JPG

下水道工事費用の公平化について

(質問)揖斐川町の下水道の中で、清水地区のみ下水道管がセラミック管で施工されているが(その他の地区はすべて塩ビ管)、セラミック管は加工が難しく、各家庭が新たに下水道を繋ぐ際の工事費が塩ビ管の場合より割高となっています。割高になった原因はセラミック管を敷設した町にあるので、割高部分の工事費は町が負担し清水地区の住民の工事費の負担が他地区と同程度にすべきでは?

(答弁)工事費は各家庭の地形や工事内容によって異なるので、一部を町が負担することはできない。

平成29年第3回定例会(H.29.6.8)

認定こども園の移行について

(質問) 現在、保育所と幼稚園の良さを併せ持つ「認定こども園」が普及しつつあるが、揖斐川町ではこの「認定こども園」の導入の考えはないのか?

(答弁)「認定こども園」への移行は今の所考えていない

※結局、平成30年に「認定こども園」へ移行と方針転換、31年度より町内すべての幼児園が「認定こども園」へ移行。

部活動に外部指導者を

(質問)教員の長時間労働が問題になっているが、原因の一つに中学での部活動指導がある。国では教員の部活動指導の負担軽減のための方策として、民間人材の「部活動指導員」制度を創設したが、教員の部活動の負担を軽減し、本来の業務である教科指導や生徒指導にに集中できるよう、揖斐川町でも「部活動指導員」を導入しては

(答弁)地域人材の新たな活用について検討していきたい。

外部人材による放課後、休日等の補修、特別授業を

(質問)近年、学習塾に通う子どもが増加しているが、反面、経済的な理由や地理的な理由で塾に通えない子供もいると聞きます。本来は、塾に行かなくても学校でしっかり指導できる体制を講じることが必要。国では放課後や休日等に先生OBや塾の講師等が補修や特別授業を行う「地域未来塾」という制度を設けております。揖斐川町でも、こうした外部人材による授業の補完、支援が今後必要では?

(答弁)サマースクールの開催や、留守家庭児童教室において宿題や勉強の見守りや支援を行い、学力の向上を図っている。

平成29年第4回定例会(H29.9.7)

避難所訓練の充実を

(質問)平成28年4月に発生した熊本地震では220名が死亡されたが、その8割の170名以上の方は、避難した後に、避難所や車中避難で体調を崩し死亡している。避難所等の有り方が非常に重要であることを示しているが、揖斐川町で例年行っている総合防災訓練では避難所等の訓練はほとんど実施されていない。避難所の設営、運営の訓練を充実させ、実効性のある避難訓練とすべきでは?

(答弁)避難所運営マニュアルに基づく、避難所開設訓練を次回の防災訓練に盛り込む。

平成29年第5回定例会(H29.12.8)

私立幼稚園児の保育料無償化について

(質問)今年から第2子以降の保育料が無償になったが、実際は町立幼児園に通う第2子以降が無償になったのみで、私立幼稚園に通う第2子以降の子どもは有料のままである。同じ町に住む子どもでありながら、無償、有料と差が出て大変不平等である。町の子育て支援政策であれば、私立、町立に関わらず、同じように無償化すべきでは?

(答弁)福祉政策として幼児園を優先している。

揖斐高校の存続について

(質問)揖斐高校が岐阜県の統廃合計画の対象校になっている。揖斐高校が廃校になれば生徒、保護者のみならず揖斐川町全体に大きな影響をもたらす。なんとしても、存続できるよう対策をすべきでは?

(答弁)中高一貫教育の推進や「魅力豊かな高校づくり推進協議会」活動を通じて、高校の活性化、存続に寄与していきたい。

平成30年第1回定例会(H30.3.8)

養老鉄道に快速電車を

(質問)養老鉄道を今後もしっかり存続させていくためには、鉄道の利便性を高める必要があり、その方法として養老鉄道に揖斐、池野、広神戸、大垣のみに停車する快速電車を走らせては如何かと思う。これにより揖斐大垣間の所要時間は20分を切ることも可能で、利用者にとっては大変便利になるのでは?

(答弁)快速電車を走らすためには遮断器などの設備改修等の多額の費用が掛かる。スピードアップよりまずは安全を優先したい。

平成30年第2回定例会(H30.6.7)

「いびがわマラソン」の学校応援について

(質問)現在町内の小中学校はマラソン当日を登校日にして、学校単位で沿道で応援をさせている。もっと子どもの自主性、主体性を尊重して、マラソン応援は子ども、保護者の判断に任せては?

(答弁)マラソン応援は、学校教育の一環として行っている。

平成30年第4回定例会(H30.9.10)

防犯カメラの設置について

(質問)近年、登下校時の子どもを狙った凶悪事件が頻発しております。このため、安全、安心な町づくりのため通学路をはじめ町内の主要な箇所に防犯カメラを設置し、犯罪の抑止を図っては? 

(答弁)これまでに、人目が行き届かない場所に防犯カメラを5台設置しています。本年度は国道等主要道路沿いに3台のカメラを設置することとして、揖斐警察署と協議しているところです。今後も計画的に整備していきたいと考えている。

平成30年第6回定例会(H30.12.13)

振興事務所の予算・権限の強化について

(質問)近年、人口減少、高齢化が進む中で、旧村毎に置かれている振興事務所の重要性が増している。国から交付される地方交付税の中に振興事務所関連経費が新たに加算されているのだから、引き続き適切な行政サービスを提供するために、今以上に振興事務所の予算と権限を強化していく必要があると思うが? 

(答弁)現在の体制で住民の皆さんには、必要な行政サービスの提供はできているものと考えています。振興事務所の自由裁量で使える予算は、使途が明確でないことや、限られた財源の効果的な運用面から適切ではなく、基本的に緊急時の修繕費などのみであると考えております。

平成31年第2回定例会(H31.3.7)

買物弱者への支援について

(質問)車の運転が出来なくなるなどの理由で、日々の買物が困難になった「買物弱者」が増えている。その対策として、店への交通手段の確保や、宅配、移動販売等の対策が考えられるが。揖斐川町の買物弱者対策をお尋ねします? 

(答弁)

地域振興や福祉、交通など、横断的な施策による、買い物支援を講じていきたいと考えている。

温水プール「ゆーみんぐ」の利用助成について

(質問)大野町座倉にある室内温水プール「ゆーみんぐ」の利用者の皆さんから、大野町や本巣市では利用料の助成があるが揖斐川町には無いので、是非揖斐川町でも「ゆーみんぐ」の利用助成をしてほしいとの要望があります。この「ゆーみんぐ」の利用助成につて、揖斐川町としてはどのように考えているか、お尋ねします。 

(答弁)一部の施設だけの助成はできない。

平成31年第4回定例会(H31.6.13)

揖斐病院の移転について

(質問)先般揖斐病院が大野町に移転するとの発表がありましたが、揖斐病院が大野町に移転となると、新病院までの交通手段の確保、救急車の搬送時間が長くなる問題、町内に入院施設が無くなる、夜間診療を行う医療機関が無くなるなどの大きな問題が発生します。住民の皆さんの健康や生命を守る責務を負っている町として、移転に伴うこれらの問題について、どう対応されるかお尋ねします。 

(答弁)​住民の皆様の不安を少しでも無くせるように、現在の診療科を町内に残してほしいというお願いをこれからしようということで、色々な調整をさせていただいている状況です。

令和元年第6回定例会(R元.9.9)

海外交流事業への揖斐高の参加について

(質問)現在、揖斐高校は統廃合の対象校となっています。揖斐高が万が一にも廃校となれば、町の衰退に益々拍車がかかることは必至であり、揖斐高存続のための対策として、町が実施しているアメリカ・セントジョージ市との海外交流事業への揖斐高の参加させてはいかがか? 

(答弁)町としては将来を担う若者の国際感覚の育成等は重要であると考え、今後どのような交流が実施可能であるか引き続き検討していきたい。

「置き勉」について

(質問)

「置き勉」とは、児童、生徒の、登下校時の荷物を軽くするために、宿題などで家で使わない教科書やノートなどの勉強道具を家に持ち帰らず、学校に置いておくことを言います。最近のランドセル等の通学カバンの重さは5~7㎏はあると言われており、こうした重い通学カバンが、児童、生徒の身体の健やかな発達に影響を及ぼす可能性があることから、揖斐川町でも検討してはいかがか?

(答弁)児童生徒の発達段階や学習上の必要性、通学上の負担等について、学校や地域の実態を考慮しながら判断し、引き続き各学校と調整していきたい。

令和元年第7回定例会(R元.12.12)

水道事業の今後のあり方について

(質問)全国的に水道管の老朽化などにより、その修繕、更新に多額に費用が見込まれるなど、水道事業は今大変厳しい財政状況にあります。このため、速やかに水道事業の統合や施設設備の統廃合など、水道事業全体の再構築を図るべきと考えるが、いかがお考えか? 

(答弁)町としてはまず5つある簡易水道の公営企業化を行い、その後事業統合を進め、合理化、効率化を図りたいと考えている。

ワンストップサービスについて

(質問)住民の方から親族が亡くなって役場にその手続きに行ったが、種類が多くいくつもの課を回って大変だった、もっと簡単にならないかとのお話を伺いました。住民の皆さんの負担を軽減するため、様々な手続きができるだけ一つの窓口でできる、いわゆるワンストップサービスを導入してはいかがか? 

(答弁)現在の役場内の課の配置は移動が少なくて済む課の配置としており、来庁者の負担は少ないものと考えている。

令和2年第1回定例会(R2.3.12)

揖斐病院移転問題のその後について

(質問)揖斐病院移転問題のその後について3点お尋ねします。①昨年9月に厚生連に町から要望書を提出しているが、厚生連から何らかの回答はありましたか。②要望書の提出以外、これまでに厚生連に対して協議とか働き掛けなど、何か具体的な対策を講じられましたか。③病児病後児保育所も大野町の新病院に移転する計画になっていますが、引き続き町内で設置すべきではないか 

(答弁)①厚生連から回答はまだ来ていない。②今年2月に厚生連に対して、早期に要望書の回答を頂くよう要請している。③町内のどこかに設置する必要があると考えている。

夏休みの期間短縮について

(質問)学習指導要領の改訂により、小学校で新たに英語の授業が導入されなど、学校の時間割が大変窮屈になってきている。このため最近では、学校の授業日数確保のために、夏休みの期間を短縮する学校が全国的に増えている。揖斐川町でも同様に夏休み期間を短縮し、授業時間数をしっかりと確保した上で、充実した質の高い授業を行うべきではないか 

(答弁)令和2年度より、夏休み期間を3日間短縮し、8月27日より2学期を開始する予定です。

bottom of page